2014-11-28

音楽に乗って、踊ろう!


11月20日、マキナ・アンド・カンパニー公演「SWING&DANCE」が大盛況のうちに開催されました! 今回はジャズ・トランペット筒井政明さんをお迎えして、「A列車で行こう」「黒い瞳」「バードランドの子守唄」など、ジャズのスタンダード・ナンバーを演奏。特に「Stardust」では、筒井さんの華やかでまろやかな音色が冴えわたりました。



クラシックの演奏家とジャズの演奏家がコラボする珍しい企画でしたが、会場はとにかく楽しい空気がみなぎっていました。ドライブの効いた越野くんのベースに乗って、お客様が揺れていらっしゃるのがよく見えました。スウィングのリズムで踊る弦楽器は、往年の映画のワンシーンを彷彿とさせるような美しい響き。クラシックの打楽器奏者である松美さんも、この日はまさにジャズ・ドラマーに変身!



後半は、ソプラノ・駒井さんがタキシードで登場。傷心した男性の心情を歌った「Angel eyes」を熱唱してくれました。さらに、ステージの前のスペースをダンスフロアに変えて、ダンスタイム! 私もピアノを駒井さんに任せて、一曲フロアに飛び出してしまいました。


アンコールの「聖者の行進」では、お客様とパレード。ヴァイオリン池澤くんは10分の1ヴァイオリンで、ヴァイオリン・小泉さんはリコーダーでアドリブ。駒井さんは、なんとトロンボーンで参加。こんなにお客様とご一緒に「お祭り騒ぎ」をしたコンサートは初めてでした。本当にありがとうございました!


終演後にいただいた感想を少しご紹介。


「ジャズとクラシックとの融合コンサートは初めてでした。素晴らしい演奏で、楽しく、感激致しました。」「ほとんが聴いたことのある曲でしたので、懐かしく楽しめました。ジャズ特有のリズムにのせられ、体が自然に動いていました。ヴァイオリンも含めた編成も良かったと思います。」「弦楽器とトランペットの組み合わせは新鮮で、しかものりのりでした!」「どの曲もアレンジが素敵で、本当に楽しいひと時でした。」「演奏者とダンスの方と客席が近くて、アットホームな感じでした。」 

今回はコンサートの1週間前に「ジルバ体験レッスン」もご用意しました。音楽に乗って、踊る、って本当に楽しいですね。決まったステップを踏まなくても、ちょっと体を動かしながら聴くだけで、音楽の喜びは倍増するなあと思いました。

2014-11-09

10月のコンサート


10月はコンサート本番が10回! たくさんのお客様にお会いして幸せな時間を過ごしました。どうもありがとうございました。

弊社主催のサロンコンサート「マチネ・アンチームvol.1」は、最初から最後までがっつりとフランス室内楽というプログラムにも関わらず、超満席。フルート西田紀子さん、ソプラノ駒井ゆり子さん、ピアノ岩撫智子さんの3人に、色彩豊かなフランス作品を演奏していただきました。
会場は、渋谷にあるおしゃれな弦楽器工房さんのホール、ラトリエ by APCでした。今回も、スライドで歌曲の字幕を映したり、曲に関係する絵画をご紹介しながら、進めました。ラヴェルの「シェエラザード」の「見えない笛」は、【(夫以外の)恋人が吹く笛が窓の外から聞こえてくる…】という詩の設定を模して、フルート西田さんがお客様から見えないところに立って吹いてくれました。お客様とご一緒に、ちょっと背徳的な人妻気分を堪能(笑)。

アカデミックな曲が続いたので、隠し芸コーナーも。駒井さんがフルートを吹き、西田さんの「竹輪」笛と合奏! 竹輪がいい音過ぎて、笑いというよりも感嘆の声があがりました。最後には、お客様と「おおシャンゼリゼ」の大合唱。音楽って楽しいなあ、と改めて感じるひとときでした。


その数日後には、仙台の高級老人ホームさんでコンサートをさせていただきました。会場は、まるで洋館の大広間! ソプラノ、ヴァイオリン、ピアノの3人で演奏いたしました。土地柄に合わせて、ヴァイオリン谷口亜実さんが「斉太郎節」を弾いてくれました。ソプラノ駒井さんは、お客様のリクエストにお応えして、砂山、月の砂漠、里の秋など、懐かしい日本のメロディーを熱唱。最後には、「浜辺の歌」「旅愁」を皆様とご一緒に歌いました。おいでくださったおひとりおひとりのお顔が、あたたかく輝いていらして、大感激でした。演奏会の実現のためにご協力くださった方々に、心から感謝いたします